広島で14人目の新型コロナウイルス感染者は、広島市立大学の20代学生さんでした。
症状が出てからも数日間アルバイトに出かけたそうなんですね。
一旦熱が下がったため、大丈夫だと思われたのかもしれませんが、今の時期に熱が出たらやっぱり自分で疑い自粛するのがベストだと思います。
広島市の会見ではアルバイト先までは言及しませんでしたが、企業側の方が徹底した対応を取っていました。
バイト先はヴィ・ド・フランス横川店
広島県や広島市は隠すのに、
企業はこうやって知らせてくれる。
行政と住民のコロナ終息させたい気持ちの温度差。 pic.twitter.com/7DRMHCy3dk— moolion (@A1bbccc) April 10, 2020
4月9日(木)夜、ヴィ・ド・フランス横川店(広島県広島市)のアルバイト従業員1名が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染したことがわかりました。
万全を期し、4月10日(金)より臨時休業とし、休業期間中、店内の消毒作業を徹底いたします。
今後、お客様と従業員の安全を最優先し、保健所のご指導を仰ぎ営業再開について検討してまいります。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、引き続き感染症予防の取り組みを強化してまいりますので、何卒ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
引用元:VIE DE FRANCE
広島市立大学の学生さんが新型コロナだと判明したのが4月9日の夜であること。
居住地が広島市西区であること。
アルバイト先が飲食店であること。
この3つの条件がヴィ・ド・フランス横川店の告知と合致しているので、恐らくはココがアルバイト先だったんだと思います。
広島市は非公表でも、店側が早々に公表
以前にもありました。
広島市は感染者が働く場所について非公表を通しても、ササっと勤務先が「ウチで出ました」と公表して注意喚起を促してくれるんですよね。
広島市としては不特定多数の人が感染した可能性が高い場所の場合は公表するが、濃厚接触者が特定できる場所においては、疫学調査の追跡が可能なので公表する必要はないというスタンス。
でも、接客業の人が感染した、飲食店の従業員が感染したと市民は聞かされると、自分がそこに行って飲食してないだろうかと心配になるんですよね。
向かい合って話す時間が仮に短かったとしても、接触感染もあるわけですから。
きちんと公表してくれるところはとても紳士的だと思います。
感謝ですね。
新型コロナ疑いとアルバイト
4月1日に熱が38℃あったものの翌日には解熱しているので、「熱が下がったから。」とアルバイトに出かけたのかもしれません。
でも、熱の他に頭痛・倦怠感・呼吸困難感があったわけですから、『今日のシフトは人が少ない。』とか『稼がないといけないから休みたくない。』とか『コロナだと思われたくない。』と色々思うことがあったとしても、自分とお店の仲間の為にも休むべきだったと思います。
結果論ですけど。
昨日熱があったと言えば、『コロナじゃないん』と疑いの目を向けられるのを避けたい気持ちも生まれるかもしれない。
でも、正直に『昨日熱があったんです。熱は下がったけど倦怠感がすごくて。』と相談していれば、周りに配慮した形でお休みをくれたかもしれませんし。
結果的に、無理してアルバイトに行ったことで、仲間は濃厚接触者として検査と14日間の健康観察を強いられ、お店は消毒して臨時休業になります。
この学生さんに限ったことではないなと考えさせられました。
アルバイトではなく社会人で働いていても同じ事がいえますよね。
こんな今までにない危機的状況に追い込まれている時期だからこそ、雇う側・雇われる側の小さな社会でも「自粛」が率先して行われるといいなと思います。
まとめ
20代という若い青年でも呼吸困難感を約1週間訴えるほど、症状は結構しんどかったんじゃないかと思います。
人によっては軽くも重くもある新型コロナ。
やっぱり今は、自分がもらわないだけでなく、人にうつさないようにする注意が必要な時期だと思います。
我が家にもバイトにでかける子供がいるので、既に耳にタコでもしっかりと言い聞かせたいと思います。
コメント
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